2009年03月02日

部品と製品

昨日はたくさんの本を読むことができる方法が書いてある本を紹介した。本はたくさん読んだ方がいいと思うし、本の内容をたくさん記憶できるならそれに越したことはない。ただ、それだけでは十分な効果が得られないと思う。

本から得られる情報や知識はいわば部品だ。時には一定の機能を有していて、そのまま使える部品もある。それでもやはり部品は部品だ。

特にビジネス書や自己啓発書みたいなノウハウ本は極力そのまま使える部品の提供を試みているものが多い。だから読めばまるで自分もそれができるような気になってしまう。

でも、読んだ方は紹介した人ほどは使いこなせない。限られた紙面で神髄を理解するのは到底不可能なのだ。

そこで、どうしても自分なりにカスタマイズする必要に迫られる。しかも自分勝手にカスタマイズしてしまっては部品の良さは生きない。

部品の特性をよく理解し、自分の製品の一部として組み込む。
そこで要求されるのが、物事を肯定的にとらえる姿勢だ。

昔は、自分がいいと思った人が書いた本やブログをそのまま真似すれば同じ結果(まったく同じでなくても近い結果)が得られると思っていた。

半年で合格した人のやり方を真似すれば2年あれば確実だろうといったかんじだ。

しかし、本やブログに書いてある情報は全体のほんの一部にすぎない。どんなに詳しく書こうとしても紙面と文字情報の限界から、その背景にあるものまではなかなか表現できないものだ。

そこで自分なりに推測する。

それが筆者の意図と違っていたとしても、自分の中で納得でき、うまく運用できる確信があればそれで問題ない。筆者自身が気づいていないメリットに気づくことだってあり得る。

筆者自身が気づいていないデメリットはいくらでも目につくが、大半は自分にはできない理由を考えて、実行しなくてすむようにしているだけだ。

この部品は自分の製品には組み込めない。なぜなら…

肯定的な姿勢がないとこの悪循環に陥り、結局何一つ前に進まなくなる。もし手に入れた部品のかなりの部分がこのような状態なら、自分自身の姿勢を見つめなおした方がいいように思う。
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2009年03月01日

1分間勉強法

最近、自分の中のテーマとして「常識を疑う」というのがある。

ちょっと電車が来るまでの間に本屋に寄ったら思わず手に取ってしまった本。タイトルというのは大事だと思う。

人は相手の表情やしぐさから相手の感情や好きになれるかどうかなどを読み取ることができる。この能力は実はかなり高度な情報処理を行っていて、さまざまな情報を一瞬で統合して印象として認識している。

この能力を読書に使うという内容だ。

単純にページをぱらぱらめくるだけで、文字を読まない。
それだけで、重要なページと読む必要のないページが見分けられるというのだ。本当かどうかはやってないのでわからない。
ただ、この本自体、前半は1分で勉強できるメリットみたいなことが書いてあって、そこはかなり読み飛ばしており、たしかに印象で読み飛ばすことはできるのかもしれないと思った。

まだ全部読みおわってないので、全部読み終わったらやってみようと思う。

もう一つは、本の内容を1秒で復習する方法。
重要だと思ったページを4つの色の紙に青ペンでまとめる。
それを見直すだけで復習できるというものだ。

全体的な印象はフォトリーディングとマインドマップの組み合わせをより単純にしたような内容だ。

実際に効果があるかどうかは別にして、すぐに試せる内容なので、試す価値はあると思う。こういう考え方ができるようになりたい。








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2009年02月28日



公認会計士試験(旧制度)に働きながら一発合格した人が講演している動画。合格率から考えると旧制度の試験の方がはるかに難しい。

これを見て、まったく参考にならないと思うか、参考になるところはないかと考えるかによって合格する可能性も変わってくる。壁はそこにあるのではなく、自分で作り上げているにすぎないといういい例だと思う。

うまくいくかいかないかを決定しているのは能力ではない。望むときの姿勢だ。この人が出した結果を能力の違いと片付けると、そこからは何も得るものがない。もちろん能力に違いはあるだろう。でも結果を左右するのは能力ではない。

人間はほうっておくとできない理由ばかりを考えてしまう。
できない理由を考えることは大事だ。できない理由が分からなければできる方法も思いつかない。

ただ、できない理由を考えてできるように改善していくという姿勢がなければ、何をやってもうまくいくはずがない。
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2009年02月27日

情報の在庫

制約理論の小説を読みなおしたので、今度はJIT生産方式の小説を読みなおしてみた。
どちらも生産管理について書いてある本だが、何度読んでも新しい発見がある。

監査業務も受注生産のようなものじゃないかと思うことがある。
会社から基礎情報という原材料を仕入れ、調書の形に加工していき、
審理という最終検査工程を経て、監査報告書という製品を出荷する。

このとき、仕掛在庫は作成途中の調書であり、調書作成前の会社提供資料だ。
監査の仕掛在庫は調達に金はかからず、保管スペースの費用や陳腐化もない。

しかし、だからと言って放置してしまっていいものなのだろうか。
仕掛かり在庫の増加はリードタイムの長期化を生む。

どこに情報があるか分からず、資料を探したり、
一気に大量の資料を依頼して準備に時間がかかり手待ちになったり。

制約理論も、JIT生産方式もどちらもそういった仕掛在庫を削減する方法について書いてある。
アプローチの仕方は違うが、目指しているものはほぼ同じだ。

ホワイトカラーの仕事はダイレクトにこれらの問題がキャッシュと絡まないため、
どうしてもいい加減な対応で終わりがちだ。
しかしリードタイムの長期化は結局さばける仕事の量を減らし、
一人あたりの生産性を減らす。
固定給なのだから、同じ質のアウトプットはより短い時間でできたほうがいいはずだ。
従業員にとっては短い時間で同じ給料がもらえる。
経営者にとっては、外部からより多くの仕事を引き受けられる。
別に外部からの仕事は増えなくても入ってくるキャッシュも出ていくキャッシュも
変わらないのだから何の問題もない。

しかし、不思議なことに「稼働率」という評価指標によれば、
よりみんなが稼働していたほうがいいので、ゆっくり仕事をすることで、
「稼働率が良好」という反対の結果が出てしまう。

同じ質のアウトプットが半分の時間でできたら、
残りの半分の時間、従業員が暇そうにしていても
慌てる必要はまったくないはずだ。

しかし、稼働率が落ちてしまうため、
何らかの仕事を与えなければいけない
という強迫観念に駆られる。

そうして、今やる必要のない仕事をやらせようとした結果生まれるのは
大量の仕掛在庫(ザ・ジャストインタイムでは作りすぎのムダ)だ。

このへんを真剣に改善していけばより競争力があるサービスを
提供できるような気がする。

受験勉強も、極力仕掛在庫を抱えず必要なタイミングで
必要な勉強だけすればかなり短時間の勉強で合格できるのではないだろうか。

その結果、1年でも2年でも早く合格できれば、
数百万円のキャッシュが手に入ることになる。



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2009年02月26日

目次のマインドマップ化(会計実務下巻)

会計実務は3冊もテキストがある。
WS000009.JPG

とりあえずここまでは先週末にある程度作っていたのでアップ。
次は場所法による目次記憶だが、その前に税務のマップ化をやっておきたい。

ソフトによるマップ化は簡単に書き直せるし、絵が下手な人でも簡単に絵をつけられるところがいい。

場所法とリンクさせるためにデジカメで場所を撮影し、それをイメージとして使ってもいいかもしれない。

ただ、前回の記事でも書いたが、アイデアを出そうみたいな創造的な作業のためにマインドマップを用いる場合は、やはり手書きの方がいいだろう。手を動かすことはパソコンを操作するよりも脳を使っている気がする。



マインドマップ関連商品もついでに紹介しておく。

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2009年02月25日

目次のマインドマップ化(会計実務中巻)

昨日に続いて中巻をマインドマップ化。
今回は数が多いので大項目まで。
中項目以降も暇を見て少しづつ枝を伸ばしていきたい。

どうやらiMindMapはバージョンアップしたらしく、
今持っているやつも無料でバージョンアップしてくれるらしい。

WS000007.JPG

iMindMapは有料で結構高いが、マインドマップにそこまでお金を出す気がない場合にはフリーマインドというソフトがあり、それなりに使える。iMindMapのように手書きに近い感じで書くことはできないが。

マインドマップを熟知している人にとってはフリーマインドは「マインドマップの真の力を発揮できない!」と感じるかもしれないが、情報整理程度に利用するには十分だ。

本来マインドマップはアイデアを生み出したり、発想力を鍛えるために用いられるものなのだと思う。おそらく、マインドマップの力を最大限に発揮するには手書きが一番いいのだろう。

そういった利用目的の場合はフリーマインドのように直線的なデザインやアイコンのようなイラストだとだめなのかもしれない。目次をそのままマップ化するなど情報を整理するうえではそんなに気になるところではない。

せっかく公認ソフトを買ったのだからもっと有効活用しなきゃいけないのかもしれない。





マインドマップ関連商品もついでに紹介しておく。

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2009年02月24日

目次のマインドマップ化(会計実務上巻)

まず最初にやるべきことは目次のマインドマップ化だ。
一通りマップ化しておけば、隙間時間を利用して眺めることができるし、場所法で記憶した際にもどうしても思い出せなかったときのカンニングペーパーとして使える。

今すぐ始める必要は全くないが、ちょこちょこ作っておいても問題ないだろう。

WS000004.JPG

まずは会計実務のテキストの上巻から。
自分なりに工夫したところといえば、単純に目次の大項目の枝を中心から伸ばすとごちゃごちゃするため、間にワンクッション置いた。

こういう作業は複数の項目を一つの塊として記憶できるようになるため、記憶するうえでも有用だと思う。

利用しているソフトは「iMindMap」。
マインドマップ創始者の公認ソフトだ。



posted by たかかず at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強法-技-インプット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最後の2週間

昨年の修了考査は12月20日あたりにあったようなので、今年は19,20日で行われると思われる。

バッファーを1週間取り、逆算して大体のスケジューリングを行うと下の画像のようになる。
スケジュール
昨年の試験日程に沿って科目の順番を入れ替えた。
会計・監査・税務・経営・職業倫理の順だ。

試験の3週間前から試験休暇に入れると考えて、とりあえず一日中休みであることを前提としている。

こんな感じでさかのぼっていくと、最終的にはこうなる。
syuuryoukousa.JPG

勉強の開始日は9月上旬。

ざっくりとしたスケジュール感でこんな感じなので、お盆休みから始めればまあ間に合うんじゃないだろうか。
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2009年02月22日

優先順位

プロジェクト管理の本を読んだので、プロジェクト管理上の優先順位を決定する方法はないかいろいろと考えてみた。

ただ、プロジェクトは複数人でやるのに対して、勉強は一人でやるという大きな違いがある。

複数人でやる場合は複数の作業を同時に行うことが可能だが、一人だとそれができない。一見複数の作業を同時にやっているように見えても、結局作業を細分化してあっちをやったりこっちをやったりしているにすぎない。一つの作業をやっているうちに全く違う作業が終わっているというのは複数人でなければありえない。

とりあえず、優先順位をつける方法はないだろうかと思い、修了考査の5科目でやるべき作業(講義の受講、目次の記憶、過去問・答練、マインドマップ作成)をそれぞれのおおよその時間でバーを描き横に並べてみた。

WS000001-1.JPG

ものすごく横長くなってしまった。
字が全く読めない。

これによって、視覚的に時間がかかる科目、かからない科目がわかるようになった。

意外だったのは、基礎Tから始める税務よりも比較的なじみのある会計の方が時間がかかり、試験時間の短い経営よりも監査の方が時間がかからないという風になったことだ。

税務が気になるが、会計から手をつけていったほうがいいということになる。

そして、作業が進んでいき、会計のバーが税務のバーより短くなった時点で税務と会計を並行してやっていき、経営に到達したら3科目、監査に到達したら4科目と並行してやっていく科目を増やしていけばいい。

次に考えるべきは、いつから始めるかだ。

ピークを試験当日に持っていくためには開始は早すぎても遅すぎてもだめだ。

作業の完了日を試験当日に持っていき、多少のバッファーをはさんで逆算する作業を次はやっていきたい。
posted by たかかず at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強法-技-インプット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

勉強と山

友人に勧められて「岳」という漫画を読んだ。
山の救助のボランティアの話だが、山の楽しさと恐さがとてもよく表現されている。

休みのときはどちらかというと家で時間を潰す方が好きだ。

ただ、登山は子供のころから親に連れていかれていたせいか、今でもたまに行きたくなる。

年に1回を目標に、百名山に名を連ねる山に登る。去年は行けなかったが、その前は奥穂高、その前は北岳といった感じで山に登っている。

ただ歩くという単純な作業を一歩一歩繰り返すことで、信じられないくらい高いところまで到達できる。

頂上という目標さえはっきり決まれば、一歩一歩は確実に前進につながるが、目標を見誤ると道に迷い遭難する。

勉強も同じで、ゴールを明確に描ければ本当に必要な勉強自体はそれほど多くないと思う。ただ、ゴールが明確に描けないために遠回りをして貴重な時間を費やして必要以上に勉強してしまったり、まったく効果がない勉強法で勉強してしまったりするんじゃないだろうか。

「岳」を読むと、主人公は本当に山が好きで、山での生活を心底楽しんでいる。資格取得の勉強も本来自ら望んで始めているはずなのだ。それなのにいつの間にかつらく苦しいことばかりが頭に浮かんでしまう。どうせ学ぶのなら楽しんで学びたい。

そんな初心を思い出させてくれる漫画だった。




posted by たかかず at 22:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 勉強法-本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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